DNS Client機能が使えない
概要
Sun Ray DNS Client 機能を使用して、リモートの(ルータをまたいだ)Sun Ray サーバに接続することが出来ない場合のトラブルシューティングについて纏めます。
トラブル事象
- Sun Ray DNSクライアント機能を利用して、リモートの Sun Ray サーバと接続しようとしたのだが接続できない。
- Sun Ray 端末側は IPアドレスを取得できているようだが、OSDアイコン27Bが最終的に表示され、その後再び端末がリセットする。
原因
- DHCPのパラメータの設定不具合
- DNSエントリの設定不具合
- ファームウェアのバージョンが古い
解決方法
まず、以下を確認します。
- DHCP サーバのパラメータ(DNSサーバのアドレス、ドメイン名の設定)の確認
- DNSサーバのエントリの確認
- Sun Ray 端末のファームウェアのバージョンの確認
Sun RayサーバからはutqueryコマンドでSun Ray端末が取得した上記パラメータを確認できます。
$ /opt/SUNWut/sbin/utquery
接続できないときはcurrentAuth=0.0.0.0になります。
DHCP サーバのパラメータの確認
dnsListにDNSサーバのアドレスが、dnameにドメイン名が入っているか確認してください。
この両方がないと名前解決できません。
DNS サーバのエントリの確認
- DNSのエントリーが正しいかはnslookupコマンドで確認します。
- 下記の予約名に対し、適切な IP アドレスを割り当てる必要があります。
| 予約名 | 予約名の説明 | 例 |
| sunray-servers | Sun Ray サーバ | 192.168.128.10 |
| sunray-config-servers/td> | Sun Ray ファームウェアサーバ/td> | 192.168.128.10 |
- デフォルトの構成では、sunray-server, sunray-config-servers の IP アドレスは同じです。
Sun Ray 端末のファームウェアのバージョンの確認
- 古い機種のSun Ray端末(Sun Ray1,1g,170)などはファームウェアのバージョンが古い場合があります。Sun Ray Server Software 3.0 以前のファームウェアバージョンの場合は、DNS Client 機能を使用することが出来ません。この場合は、ローカルサブネット上にあるバージョンが 3.1 以上の Sun Ray サーバに接続する、自前のデモ用ノートPCの Sun Rayサーバを利用するなどしてファームウェアのバージョンアップを試みて下さい。
以上の解決方法により、DNS Client 機能を使用して、Sun Ray サーバに接続できます。 |